fra-foa(フラホア)ーライブレポート 2002/10/05 013
2002.10.05
013
今回のライブレポートはスカイパーフェクトTVのviewsicで生放送されていた映像と、私が実際に感じたことを織り交ぜて書いていこうと思います。
なので、いつものライブレポートよりはMCなどがだいぶ詳しく書けるかと思います。
それでは
はい!とうとうやってきました、fra-foaライブツアー「013」in 赤坂BLITZ!!ドンドンパフパフ!←inの使い方合ってます?
fra-foaのセカンドアルバム「13 leaves」が発売されてから初の正式なツアーとなります。(インストアライブはあったけどね!)
さて、今回のライブにはなんと、fra-foaを薦めた友人が一緒に行くと言うことなので、久々に1人でライブ参加しなくて済みそうだなーと思っていました。
が
やっぱり、その友人は都合でライブに参加出来ないとの悲しいご報告を頂きました。(T_T)
ああ、チケット2枚取っちゃったよ!どうしよう・・・(T△T)
そんな訳で、他の友人に当たってみるも
「あ、その日俺、旅行!」
「ライブ?別に行きたくない!」
「fra-foa?誰それ?」
「フラホア?食べれる?」←これは嘘。
などのいつも通り、温かいお言葉をみなさんから頂き大変喜んでいました。(T□T)
何故私の周りには音楽好きが居ないんだー!!
いや、音楽好きはいるけど(多分)、私と趣味の合う人が居ないんだー!!ヾ(≧∇≦)〃
って、感じでうだうだやっているうちに、ライブ前日になってしまい、最終手段として妹に
「チケット代半額でいいからライブに行かない?」
と誘った所、どうやら妹は「ライブハウス」という場所に行ったことが無いらしく、(Kinkiのコンサートは行った事があるらしい)「行ってみたい。」とのことで、今回のライブにはなんと
fra-foaのライブに妹と参戦
することになりました!( ´△`)アァ-
いや、別に妹が嫌いなわけじゃ無いんですが(本気で嫌いな時期もありました)、ほら、中学生の頃とかって母親と一緒に出かけたりするのとか恥ずかしくなかったですか!?
ちょうど、そんな感じですかねー?(-_-;)←ってことは私の精神年齢は中学生並み!?
さて、そんなこんなで当日です!
17:00開場なので10分前ほどに到着!
赤坂に来るの初めてなんですが、BLITZって赤坂駅から近いんですねー。50m無い?
あっ!TBSだ!Σ('0'*)
BLITZの前に着くとそこには、人、人、人・・・すごい、fra-foaをこれだけの人が見に来ているとは!
すげー嬉しい!
もしかして、fra-foaって有名?人気ある?知らないのは私の周りの人達だけ?
って思っちゃいました!
・・・でも、実際のところ「fra-foa」ってどのくらい人気があるんだろう?・・・うーん?(゜_゜)
なんて考えていると、チケットの番号順に呼ばれ次々と人が入って行きます。
私の番号になったので、会場に入るとグッズ売り場で、中央大学の文化祭でfra-foaのライブがあるらしく、そのチケットを販売していました。
うーん?中央大学かー、確か東京の青山辺りだったよな!?←これがあとで間違っていることに気づく
よし!買っておこう!ってことで、早速チケットを購入!
やったー、早くも次回のライブチケットゲット!!と喜んでいました。
そして、荷物をロッカーにしまいフロアに入るとすでに沢山のお客!
わぉ!フロアでかっ!人、多っ!
なんと、BLITZの収容人数は2000人!!
えっ!そんなに入るんですか?この箱(ライブハウス)!
埋まるのかなー?←失礼です。
とりあえず、早めに前の方をキープです。
ステージに向かって左側(ベース寄り)の20mくらいの所でとりあえず待機。
ステージ上は薄暗い青の照明が静かに機材を照らしています。
ん?ベースの隣にキーボードがありますねー。誰が弾くんだろう?
まだ開演まで1時間近くある。暇だ・・・
そんな感じでひたすら待つ、待つ、待つ・・・
足が疲れてきたなーと思っていると、妹が疲れたーと文句を言い出す。
私に言うな!私も疲れてんじゃい!(-_-メ)
妹は壁際で休むと言って壁際で休憩。
私も行こうかと思ったが、この位置は譲りたくない。
仕方なく、そのまま待つ(T_T)
6時近くになると、フロアはかなり一杯になった!
おおっ!2000人近くの人がfra-foaを見に来ている・・・同士よ!(T▽T)
6時15分、フロアの客電が落ちる。
客席から拍手が起きます!
いよいよライブの始まりです。
まずは、いつも通り演奏隊の学、ささこう、たーぼーが客の声援に応えながら登場し、それぞれの持ち場に就きます!
そして、静かなギターの音色が響き始め、会場がfra-foaの空間に変化していきます。
次第にベースの地を這うような低音が入り、徐々に体が期待で一杯になってきます。
そこに一気にドラムの体を揺さぶるリズムが入り、興奮は頂点に!客席からも歓声が上がります!ワァー!!
この時客は弾かれるように、みんなが一斉に最前列に走り出します!
フロアには鉄の柵がいたるところにあって(多分混乱を避けるためだと思う)その柵を潜り抜けてみんな前方に押し寄せて行きます。
私も居ても経っても居られず、その流れに乗って前の方に行こうとします。
しかし!私がちょうど柵を潜り抜けようとした時に、柵に寄りかかって通れないように塞ぐ人がいました!
えー、通してよー!私もあの前線でノリたいぞ!ブー、ブー!('ε'*)
でも、その通したく無いって気持ちも分からなくも無かったので、大人しく諦めてその場でノルことにしました。
・・・でも、やっぱりちょっと不満。
そんな感じでゾクゾクするイントロがカッコイイ「edge of life」でこのライブは始まりを告げました!
そして、舞台袖からボーカルのちさ子さんが登場します!
今日のちさ子さんはなんか嬉しそうです!
少し微笑みながらマイクスタンドの前に立ち、体でリズムを取るようにしながら芯の通った声で歌います。
「世界は 何て素敵なの~♪」
今まで自分を探すために歌っていたfra-foaが、今度は外へ向かって歌うようになっています。
そのためか、ちさ子さんの歌声は以前より力強くなっていると感じました。
「縛りつけてたのは自分だった♪」
そう、私は自分の可能性を勝手に自分で決め付け、自分には音楽の才能が無いから出来ないと思い込み、憧れるだけで「チャレンジ」というものをしてこなかったと思います。
しかし、fra-foaに出会って、例え1人にでも「何か」影響を与えることが出来ればいいんだって教わった!
もしかしたらこんな私でも、誰か1人にくらいなら「何か」を伝えることが出来るんじゃないか?って思うようになった!
だから、今私は以前からやってみたいと思っていた、ドラムに「チャレンジ」している。
1曲目の「edge of life」の勢いのまま「blind star」に突入する。
縦ノリのリズムが気持ちいい爽快感溢れる曲で、客も拳を振り上げメンバーの気持ちに応える!
「哀しみは過去に 捨ててきた 痛みなど 忘れてしまった 日々新しいあたしで 歩いてゆこう♪」
悲しんでばかりではいられない、どんどん前に進んで行こう!とちさ子さんが呼びかける。
光を求めていたfra-foaが今は光を放っている!
私もその光を全身で浴びる。
気持ちいい!!
ここで一旦、たーぼーのMCが入ります。
「ありがとう!fra-foaです。」
「今日ここに立てたことに感謝して、最後まで楽しんでいってください。」
客:イェー!!
しばし、たーぼーがチューニング。
その間、会場はシーンとなります。
なんかこの時って気まずく感じてしまうのは私だけでしょうか?(^▽^;)
そして、静かに「light of sorrow」へと入っていきます。
この曲も聴くたびにじわじわと味が出て来ますねー。
続けざまにラブソングの「green day」と、ちさ子さんは目を閉じて心を込めて歌います。
ドラムのささこうはやはり嬉しそうにドラムを叩いています(^^)
あ、目が合って微笑んでくれたかも(*^_^*)←気のせいです
「消えない夜に」が始まります。
今日もちさ子さんは大人しく中央に立って歌に集中しているようです。
まあ、曲調が動き回るような曲ではないのもありますが、やはり以前のように激しく暴れることは無いようです。
これは良い方向に向かっているのだとは思いますが、私的には少し寂しいように感じてしまいます。
次は「lily」と続きます。
この曲は最初の1行でヤラレますΣ(゜口゜;
「なぜ そんなに ギリギリの眼で笑うの?♪」
この瞬間に一気にこの歌の世界に引きずり込まれていきます。
曲が終わってもみんな世界に入りきっていて、一瞬遅れて拍手が起きます。パチパチ!
ここでまたたーぼーのMC。
このたーぼーのMC好きです。ヌルイ感じで和みます(´▽`)
でも、いっぱい、いっぱいです!
「こんばんは、みなさん。」
客:イェー
「・・・調子はいかがですか?」
客:(苦笑い)最高ー!
「へへっ、えーと、今回のツアーですけどね、山形から始まりまして、仙台、札幌、今日が・・・BLITZですね!」
客:(パチパチ)ヒュー
「まあ、箱の大きさは関係ないんですけど、・・・さすがにこんだけ入っていると、・・・ビビリますね。」
客:(笑)
「えーと、えー、今回のツアーはですね、結構波乱含みでしてね、あのー、今回のツアーは「013」っていうタイトルを付けたんですけど、まあ、その不吉な数字を選んでしまったな。と、'まざまざ'と思ってまして、・・・初日にしてですね、俺のギターが折れましたよ!!ボキッっと」
客:(爆笑)
「喜ぶんじゃないよ!(笑)本番を前にしてね、ギターを一本バキッっといきましたよ!ねー・・・ぅぅ・・・んー・・・なぁ、せつないよ、おぃ(T▽T)」
客:(笑)がんばれー!元気だせー!
「(笑)それとね、それと、まあ、札幌に向かう時はね台風だったんですよ・・・。飛行機だったんですけど、・・・危なかったですねー(^^;」
客:(笑)
「しかも、ボーカルの'ちぃ'は飛行機の中で、携帯を無くしました!」
客:(笑)
「ねー、今頃飛行機の中を旅してるんだよね!?」
ちさ子さんはバスドラ(一番デカイ太鼓)の上に腰掛けて、水を飲んでうなずいています。
「・・・えーそんなこんなで、今回のツアーは楽しいことてんこ盛りです(笑)」
客:(笑)イェーイ!
「ねー、・・・いやー、いいことばっかりだよ、ホントに(T▽T)」
「まあ、でもね、ツアーなんてもんはね、そういうことがあるから楽しくてね!・・・まあ、そのなんだろね、その'つるっ'と行っちゃったツアーっていうのは、やっぱりつまんないんですよ!・・・ねー、ギターが折れようとも、携帯無くそうとも、最後に辿り着いた時には、・・・えー、多分・・・、ボロボロでしょうね(^^;」
客:(爆笑)
「えー、こんな風に打ちひしがれている人に送る曲です。」
ここで、ちさ子さんとたーぼーがタイミングを合わせようとしますが、呼吸が合わず失敗(^^;
客席から笑いが!
なんかアットホームな感じがします。
もう一度タイミングを合わせて「オブラートで包んだ水のような君に」です。
この曲ではちさ子さんの高音の伸びが素晴らしく、頭の奥が痺れるような感覚になりました!
そして、来ました!
「煌め逝くもの」です!
この辺りからまた、みんなの動きが大きくなってきます。私も体を弾ませます。
ちさ子さんがこのライブで初めてマイクスタンドからマイクを外しました。
私達に「伝えたい!」という眼差しで「さぁ 自分を生きていこう♪」と、メッセージを送ってきます!
私もそのメッセージを受け取ったよ!と言わんばかりに、拳に力を入れます。
まるで、メンバーと私達が会話をしているかの様な瞬間でした!
さらに圧巻だったのが、曲が終わりになるかと言う時に、ちさ子さんがマイクを置いて舞台袖に帰って行った後です。
演奏隊だけになり、もう一段階演奏が激しくなりました。
このバージョンはライブバージョンなのでしょう!
もの凄い音の波が男達の気合と共に押し寄せてきます。
珍しくベースの学が、前面まで出てきて主張します。
演奏が最高潮になるとたーぼーが客席を煽ります!
それに応えて客席も沸きます!ワー!!
この時、私の体の奥のほうから熱いものが全身を駆け巡ります!
すげー!すげー!
カッコイイ!!
演奏だけで、すでに泣きそうになっています。(T▽T)
周りのみんなも「くる」ものがあったのか、みんなが拳を突き上げています!
演奏が落ち着いた所で、大きな歓声と拍手が!
しかし、メンバー達の演奏は止まらず、そのまま演奏隊のみのセッション(?)へと突入していきます。
おおっ!このツアーではこんな演出もあるのね!
最初は静かに、しかし、一種異様な緊張感を保ちながら徐々に演奏が激しくなってきます。
激しくなっていくドラミング!ささこうは汗だく。でも笑顔!(^_^)
そして、リズムにノって軽快にギターを弾くたーぼー。
最後はベースだけがうねるように鳴り響きながら、唐突に「ピタッ」と終了。
一瞬の間が空いた後、大きな歓声と拍手!
たーぼーから一言
「ありがとう!「俺の折れたギター」と言う曲でした!(^^)」
すると客から「かっけー!」「最高!」と掛け声が掛かります。
まったく私も同感だと思いました!
そして、続けてたーぼーのMC
「えーと、我々の2枚目のアルバムですが「13 leaves」は聴いていただけたでしょうか?」
客:イェーイ!(パチパチ)
「ありがとう。そうですね、・・・えー・・・、今回のアルバム・・・、・・・12曲しか入ってないんですよ( ̄ー ̄)」
客:(苦笑)
「ねー、誰でもわかるような仕組みになってるんですけど・・・」
客:(笑)
「まー、今年はですね!「13」にこだわってみようかなと・・・えー、そういう感じなんですけど、えー、色んなところで最近ちらほらと「13」という数字を見かけるようになりまして、「釣りバカ日誌」も13作目と言うことで、・・・まー・・・素敵なタイミングだなと・・・思っております(^^;」
何故「釣りバカ」に合わせる?うーん?謎!(-_-;)・・・好きなのかなー?
ここで、お客から恐らく「13曲目の曲名は?」みたいな質問が飛ぶ。
「・・・ん?・・・何?・・・あー、そっか曲のタイトルですね!(後ろを振り返り)バラしちゃっていいいのかな?・・・えぇー・・・、なんか、ちょっと詰まんなくなるじゃん!・・・「俺の折れたギター」って曲だよ!(^^)」
客:(笑)
「・・・プラスチックルームと雨の庭!」
客:イェーイ!!
ってな感じで、「プラスチックルームと雨の庭」が始まります。
ギターのイントロが始まり、歌に入る直前にちさ子さんが、舞台袖から再び登場。
前半はマイクスタンドの前で眼を閉じて歌っていたちさ子さんですが、後半の間奏部分で客席から歓声が挙がると、それに応えるかのように、ちさ子さんもマイクを取り、テンションも高くなってきます。
「「僕」も「君」も 最後は独りだけど♪」
の部分では、ちさ子さんはマイクスタンドを倒し、人差し指だけを立てて歌っています。
それと同時に、客席でも人差し指を立てて応えています。
曲が終わるとしばらくたーぼーのチューニングが続き、会場は静寂に包まれます。
そして、ちさ子さんの様子を伺った後、たーぼーから一言曲紹介。
「出さない手紙。」
この曲ではちさ子さんも穏やかに歌っています。
最後にちさ子さんが小さく
「ありがとう。」
と呟いてこの曲が終わりました。
客席からも静かに拍手が起こります。
そして、たーぼーのMC。
「えー、俺のギターは折れても、三上の携帯が無くなっても、・・・・・・(ちさ子さんの方を見て軽く頷く)空はどこまでも高く・・・」
オオッ!!Σ('0'*)もしかして、'あの曲'ですか?
どうやらみんなも気づいたらしく、客席から歓声があがります!
客:ヒュー!イェーイ!
「・・・澄んでいます。・・・・・・「澄み渡る空、その向こうに僕が見たもの。」!」
来たー!!お客も大歓声!ワァー!!
もうみんなの拳も全開です!
「いつかみんな死ぬんだってわかってれば こんな憎み合う事もないのかな?♪」
そう、すべての人にいつかは訪れる「死」。
どんなに避けようとしても、これだけは変えようの無い未来。(今の医学では)
この曲に出会うまでの私は「明日」というものは常に来るものだと信じて疑いませんでした。
しかし、「死」というものは本当はいつ訪れるかわかりません。
明日かもしれないし、何十年も先かも知れない・・・
だったら、その「死」の瞬間まで楽しく生きたいじゃないですか!?
なのに、世の中は憎しみやいがみ合い、さらには戦争。
なんでですか?みんなも私のように自分には「明日」があると疑わないのですか?
こう思っていた私は少数派ではないのですか?
もしかして、大多数の人(特にお偉い人)は自分にだけは「明日」が保障されているとでも思っているのでしょうか?
もしそうだとしたら、早くこの人達の「唄(想い)」に耳を傾けてください。
そして、一人ひとりが「死」の瞬間まで精一杯生きましょうよ!この人達のように。
ちさ子さんもたーぼーも学もささこうも、みんな嬉しそうです。
この曲が演奏できて嬉しい!私達の想いがみんなに届いている!という事を感じているのでしょう!
恐らく今ここにいる人達やfra-foaを好きでいる人達は、この大切な「何か」に気づいている(届いている)と私は信じています。
「神サマは僕にこの「声」をくれた きれいな「君」見られるこの「目」をくれた "きれい。"と感じられる「心」をくれた それで僕はあの人に 何を返せた?♪」
曲が終わると歓声と拍手が鳴り響きます。
しかし、続けざまに「crystal life」へと突入して行きます。
やはりこの曲のちさ子さんの感情の高ぶりはすごいです。
もう半分泣き掛けた状態で、想いの限りを歌い尽くしています。
演奏隊も、ボーカルもトリップ状態になっています。
曲のうねりが一段と増して、fra-foaという空間を作り出しているかのようです。
曲が終わっても一瞬遅れて拍手や歓声が起こるようになってます。
そして、ちさ子さんがキーボードの前に移動します。
おおっ!あのキーボードはちさ子さんが弾くのね!?(@_@)
ここでちさ子さんからのMC。
鼻をすすりながらです(^^)「crystal life」での余韻があるのでしょうか?
「今日はどうもありがとう。」
「最後に「afterglow」って曲やりたいと思います。聴いてください。」
客:ヒュー!
おもむろにちさ子さんがキーボードを弾き始めます。
何か朝霧の中で聴いているかのような印象を受けます。
すごく、湿気があるけどさわやかな感じです。
またまた不思議な空間を作り出していますね!
最後はあれはなんでしょう?ギターのハウリングですかねー?
なんか頭に響くキーンとした音が鳴り続けたまま、メンバーが退場していきます。
みんな拳を挙げてメンバーの健闘を称えています!
そのまま拍手が手拍子になり、アンコールがかかります。
3分と経たないうちにメンバーが再び登場!
ちさ子さん以外は全員白いツアーTシャツに着替えてました。
そして、ちさ子さんのMC.
「今日、ありがとう。」
客:イェーイ!!
「えっと、メンバー紹介をしたいと思います。あんまやったこと無いけど・・・(^^)」
「えーと、ベース、平塚学。」
ペコリとお辞儀。
客:ヒュー!
「えーと、(キョロキョロして)えへっ、ドラム、佐々木康治。」
スティックを高く掲げてアピール!
その後、ドラムをドコドコッ!って叩く
客:イェーイ!
「ギター、高橋誠二。」
軽くペコペコ。
客:たーぼー!
「ボーカル、三上ちさ子です。」
ちょっと照れながら。
客:ヒュー!!ちさ子ー!
「ありがとうー!いいねなんか!(^^)」
その後、しばらくチューニングをして
「「小さなひかり。」
とちさ子さんから一言。
客:イェーイ!ヒュー!!
そしてイントロが始まります。
すごく嬉しそうににこやかにちさ子さんが歌っています。
ステージの先端にまで来て、みんなとの「会話」を楽しんでいるかのようです。
「声がなくても うたえることを知った 言葉は宙に舞った♪」
まさにこの人達こそ、例え「声」が無くても、心で歌える人達なんだなーと思います。
「金色の風をたてがみを仲間たちを 心臓に強く刻みつけて 焼くの♪」
の時にちさ子さんが手を挙げて、閉じたり開いたりしています。
客席でもみんなが手を挙げています。
まるでちさ子さんの手のひらからみんなの手のひらへ
みんなの手のひらからちさ子さんの手のひらへ
何かエネルギーの交換というか、繋がっているというか、そういうものが見えるような気がしました。
いや、確かに私は受け取ったし、届けたと思います。
最後
「小さくひかりが 見えた。♪」
と強い意志を込めて歌ったと思いました。
客席からは惜しみない拍手と大きな歓声が挙がります。
「ありがとう。」
とちさ子さんが言い残し、メンバーは去っていきました。
最後に小さくちさ子さんが手を振っていたのが印象的でした。
そして、メンバーが居なくなると客電が点き出し、このライブは終了しました。
あ、そういえば、妹が居たんだった!(^^;
余韻に浸っていた私は急に思い出し、早速妹の散策、いや探索!
すると私の5mほど後ろに発見。
どうたった?と私が訪ねると、
「結構感動的なライブだった。」
という感想。
うーん?それは伝わったと思っていいのかな?
まあ、このライブをどう受け止めるかは、人それぞれだろうから、深くは聞かないけど。
でも、なんか人間関係で悩んでいた妹の心に少しでも「何か」が届いていればいいなと少し思いました。
そんなこんなで、今回のライブは終了いたしましたが、今回のライブで思うのは安定したライブだったな!と思います。
なんか以前は危うい感じがしてハラハラしながら見た気がしますが、(それはそれでまた好きなのだが)今回は安心して見られた。
ちさ子さんが暴れなくなったのも関係するのかな?
と、まあfra-foaが常に進化を続けているのを肌で感じました。
しかし、このライブで演奏隊のすごさを改めて感じることが出来ました。
この人達がいるから、ちさ子さんは自由に歌うことが出来るんだなーと思いました。
演奏だけであそこまで、人を感動させられるのはすごいことだと思います。
とにかく、やはりfra-foaのライブをより多くの人達に体験して欲しいという願いは変わらないようです。
この私の拙い文を読んで、少しでも興味を持った方は是非、音源やライブ(しばらく無さそうですが)に触れてみて欲しいと思います。
「何か」があなたにも届くかもしれません。