香港デモ2
前回は香港デモが起きるまでの流れをご紹介しました。
そして、香港デモは民主主義と独裁主義、資本主義と共産主義の戦いなのだということをお伝えしました。
今回は、この民主主義と独裁主義、資本主義と共産主義ってなに?というお話です。
でもこの民主主義と独裁主義、資本主義と共産主義というのは人によって解釈がかなり違うものだと思います。
なので、一旦、辞書的な説明ではどう定義されているのか見てみようと思います。
【Wikipediaより】
民主主義:人民が主権を持ち行使する政治。
資本主義:営利目的の個人的所有者によって商業や産業が制御されている、経済的・政治的システム。
独裁主義:特に政治において政治権力が1人または少数者に集中し、国家を支配体制に置いて政治を行う思想。
共産主義:財産の一部または全部を共同所有することで平等な社会をめざす。
とWikipediaでは定義されえているようです。
なかなか難しい言葉を使っているので、分かりにくいかと思いますので、簡単に言うと以下のようなものと自分は考えます。
民主主義:国民一人ひとりが正確な情報を取得して、自分で考えて意思を表明しましょう!
そしてまとまらない場合は、多数決で決定しましょう!という考え方だと思っています。
資本主義:自由に競争して物を売ったり買ったりしてください。
物を作る力が無い人は作れる人に労働力を提供して競争に参加してくださいということでしょうかね。
独裁主義:誰か一人もしくは一部の人が全部決めて、他の人はその方針に従ってくださいね。ということだと思います。
共産主義:競争はせずに、全部政府が管理します。作った物や売ったお金を全部政府があずかって、全員に平等に配布します!
ということかと思います。
さて、いかがでしょうか。言葉の意味はだいたいイメージ出来ましたでしょうか?
では今、日本はどういう主義かというと、民主主義で資本主義の国だと言われています。
なので、香港と近い主義という訳です。
ここで日本の周辺国、関係の深い国の主義を見てみようと思います。
【民主主義・資本主義と言われている国】
日本、韓国、アメリカ、香港(地域)、台湾(国かどうか揉めている)
【独裁主義・共産主義と言われている国】
中国、ロシア、北朝鮮
という感じかと思います。
ただ、中国は経済は資本主義だという見方をする人もいますが、自分は結局政府の一言で財産も土地も没収されてしまうなら、共産主義というか独裁主義なのでは?と思っています。
という訳で、日本は民主主義・資本主義と独裁主義・共産主義の境目付近にいるという訳です。
ここで、香港が独裁主義・共産主義圏に飲み込まれた場合、次は台湾が狙われ、そして沖縄が狙われる訳です。
今日の香港、明日の台湾、明後日の沖縄と言われています。
そして、また韓国もいまの大統領の文在寅(ぶん・ざいいん、もしくは、ムンジェイン)が中国や北朝鮮よりの政策を行っているので、そのうち韓国も独裁主義・共産主義圏に行ってしまうのでは?と言われています。
そうなるとついに日本が民主主義・資本主義圏の最前線となります。
こうなると世界のバランスはかなり大きく変わっていき、中国の影響がますます大きくなってくると思います。
その時、2050年に日本自治区にならずに日本という国を守れるかということにつながっている訳です。
なので、香港デモというのは決して対岸の火事というものではありません。
なのに、日本のメディアも政治家も香港デモについて応援するという姿勢がありません。
ちなみに、自分としては、香港デモを応援していますが、結局香港は2047年には中国に統一されるので、遅いか早いかだけかな?と思っています。
本当の戦いは台湾が中国に飲み込まれるかどうかかと思います。
さて、民主主義と独裁主義、資本主義と共産主義についてと、現状の世界の主義争いの情勢は、なんとなく分かったでしょうか?
次回は中国の香港の侵略方法についてご紹介してみようと思います。