ニュース
みなさんはニュースを見ますでしょうか?
そのニュースはどんな媒体で見ていますか?
テレビですか?
新聞ですか?
ラジオですか?
雑誌ですか?
ネットですか?
昔は親にニュースを見なさい!新聞を読みなさい!と良く怒られたものです。
だから、自分はTV(特にNHK)や新聞は正しいことを国民に教えてくれているんだ。
日本の偉い人達が良くしようとしてくれているんだ。
と信じていました。
どうでしょう?
みなさんもそう思っている方がいらっしゃるのではないでしょうか?
自分の親もそう考えていたのではないかと思います。
実際に一番信用出来るメディアのアンケートではNHKが1位で70%の人が信用できると調査結果が出ています。
だから、ニュースは事実を正しく伝えてくれていると思っていました。
しかし、良く考えてみると、以前、「情報」についての雑記で、【情報とは、色々ある現象(事実)の中から意識して”一部分”を切り取ったもの】というお話をしたかと思います。
ということは、ニュースというのも、色々ある事実の中から、記者(もしくはニュース製作者、編集者)が意識(意図)して”一部分”を切り取ったものをみなさんに伝えている。ということになります。
ということは、ニュースというのは事実を正確に伝えるものとは限らないということになります。
もし、悪意のある記者(製作者・編集者)がいる場合、事実の切り取り方を意図して変えることで、真逆のニュースに変えてしまうことも出来るわけです。
そのことを絵にしたものがあります。
これは実際は右の人が左の人を襲っている現場ですが、もしニュースにする人が○の部分だけ伝えたら、左の人が右の人を襲っているように見せることも可能なわけです。
すべてのニュースがこういう訳ではないでしょうが、意図して別の意味に見えるように報道されることもありますので、お気を付け下さい。
つまりどんな情報も疑ってみることが大事というお話でした。